■青少年顕彰「津軽新報社賞」決まる
津軽新報社が創刊50周年記念事業として創設した第11回青少年顕彰事業「津軽新報社賞」は、黒石市六郷中の山形真由佳さん、黒石市牡丹平小の佐藤千寿君に贈呈する。山形さんは陸上競技で砲丸投げを続け、特に今年は33年ぶりに青森県の中学校記録を塗り替えるほどの活躍ぶり。一方の佐藤君は4歳から書道を始め、今年は2度の文部科学大臣奨励賞を受賞するなど卓越した技能を発揮。ともに今後さらなる活躍が期待されている。贈呈式は11月5日、黒石市のグリーンパレス松安閣で。
山形さんが砲丸投げを始めたのは中学校に入ってから。昨年の南地方中体連秋季大会から今年の東北中学校陸上競技大会(女子共通)まで負け知らず。今年出場した県内すべての大会で大会新記録をマークした。第54回全日本中学校通信陸上競技大会青森大会・共通女子で33年ぶりに本県の中学校記録を塗り替えた。
佐藤君は4歳の時に書道を始めた。東天書道会黒石教室に週2回通い、意欲的に取り組んでいる。5年連続で黒石市文化奨励賞を受賞。特に本年は第37回全日本青少年書道展と第93回文部科学省後援書教展で、ともに文部科学大臣奨励賞を受賞など卓越した技能を発揮している。
青少年顕彰事業による「津軽新報社賞」は、小学校から高校まで(中学校卒業の就業者を含む)の青少年の中でスポーツ、文化、学業、社会奉仕など、あらゆる分野で「責任」と「義務」をわきまえた人を顕彰することによって“教育の荒廃”を是正する一助にできないか―として創設した顕彰制度。このほど開かれた選定審査会で、2人の努力をたたえながら今後さらなる活躍に期待を込めて全会一致で推薦を決め、今回の贈呈となった。
■24日付の主な掲載記事
□ねんりんピック出場で市長を表敬訪問/黒石ペタンク協会
□男子は中郷V/鈴木杯県下中学校卓球大会
□五輪メダリスト、太田氏が講演/黒石高校
□台湾の学生がリンゴ尽くしの一日/平川市
□梵珠山で遭難の親子、無事に発見/青森市浪岡
|